3月2日(水)午後1:30~2:30
灰の水曜日礼拝を行いました。
灰の水曜日とは?
主イエス・キリストが十字架の上で息を引き取られ、3日目の朝に墓からよみがえり、弟子たちの前に姿を現された出来事を記念するのが「復活祭(イースター)」です。教会の暦では、復活祭前の40日間を”四旬節”、”受難節”あるいは”レント”と呼び、主イエスの苦しみと死をたどる特別な時期として定めています。その40日は、主イエスの荒れ野の40日の断食に倣って、二ケア公会議(325年)において設定されました。
”レント”という言葉は、英語のレングスやロングと同じ語源で、”長い”という意味です。冬が終わり、太陽の日差しが長くなる季節にちなんでいます。
しかし、気後は一陽来復しても、人間の犯す罪と破れは冷たく暗く、生活を覆っています。”いのちの春”は、主の復活によってはじめて訪れるのです。
この四旬節の初日が、「灰の水曜日」です。イスラエルでは、罪を悔い改める際に灰をかぶるという習慣がありました。キリスト教会では、当初、罪を悔い改めた者のみが、頭上に聖別された灰をかぶりましたが、後の時代には、全員が額に灰で十字の印を受けて、懺悔の印としました。
灰の水曜日から始まる四旬節の典礼色は、「紫」です。紫は、王の威厳を表すと同時に、悔い改めを表す色です。主の十字架を仰ぎつつ、悔い改めのうちに、この季節を過ごしましょう。
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