イザヤ書 63章15節~64章7節
コリントの信徒への手紙(二) 1章3節~9節
マルコよる福音書 11章1節~11節
子ろばに乗ってエルサレムに入城するキリスト |
『 神は弱さに働きかける 』 市原悠史牧師
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待降節(アドベント)とは・・・
1年で一回りする教会暦を通して、教会はキリストの神秘を祝っていきます。教会暦は、固有な特質を備えた「季節」と、それ以外の期間である「年間」とに分かれています。「季節」には、まず第一に「過越の聖なる三日間」を頂点とする「四旬節」と「復活節」があり、次いで「主の降誕」の祭日を中心とする「待降節」と「降誕節」があります。「待降節」は11月30日に最も近い主日から始まり、この待降節から教会暦の一年が始まります。 待降節の「降」は「降誕節(クリスマス)」を指します。つまり待降節とは、「クリスマスを待望する時期」という意味です。この「待ち望む」にはふたつの意味があります。ひとつは、約2000年前にキリストがこの世に来たことを記念するクリスマスの日を待ち望むこと。そしてもう一つは、キリストがもう一度この世に来ると言った約束が実現する日を待ち望むことです。
アドベントクランツとは・・・
多くの教会では、ヒイラギなどで飾ったロウソク立てが用意されます。それをアドベントクランツと言います。4本のロウソクが立てられ、待降節第一日曜日の礼拝では1本のロウソクに火をともし、待降節第二日曜日には2本のロウソクに火をともします。4本のロウソクに火がともされると、もうクリスマスはすぐそこです。こうして、クリスマスの意味を心に思いながら待ち望むのです。
★諏訪教会では、毎年荒木輝一兄が、お手製のアドベントクランツを作ってくださいます。感謝いたします。
待降節とシュトーレン
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