2014年6月25日水曜日

6月21日(土)「甲信地区女性の集い」に参加しました

  ルーテル教会甲信地区(山梨県と長野県)には、5つの教会があります。
   甲府教会   市原悠史牧師
   長野教会   野口勝彦牧師
   松本教会   野口勝彦牧師
   諏訪教会   市原悠史牧師
   飯田教会   大宮陸孝牧師
  この5つの教会の、それぞれの女性会が一つになって、甲信地区女性会を作っています。21日土曜日には、松本教会で「女性の集い」が開かれました。


  長野教会・松本教会に新任された野口勝彦牧師によって、開会礼拝が始まりました。


被災地の様子を語る野口牧師
  野口牧師は、この3月31日まで、東日本大震災の被災地で「となりびと」の活動に携わってきました。被災された方々の悲しみ、苦しみ、立ち直り・・・。何度お話を聞いても涙が流れる思いですが、風化することのないように、何度でもお話をお聞きして、思いを新たにする事の大切さを感じました。


今年のテーマは、『隣人を愛するとは』       

            ―――実践としてのフェアトレード―――

  聖パウロ教会の松木傑牧師をお招きしてお話を伺いました。
松木傑牧師

  松木牧師は、途上国の人々のために何かしたい・・・という思いから、直ちに行動を起こし、現在「一般社団法人わかちあいプロジェクト」の代表として、様々な活動を行っています。教会や組織の力に頼らず、国や大企業を相手に日々奮闘されています。
わかちあいプロジェクト  クリックしてみてください!

  私たち諏訪教会も、このわかちあいプロジェクトの一つの活動としての中古衣類送付のお手伝いをしています。今年もすでに段ボール箱10箱の衣類を送りました。これらの衣類は、タイのミャンマー難民やシリア難民の方々に届けられます。

  わかちあいプロジェクトでは、その他「フェア・トレード」という経済活動を支援しています。アジア、アフリカ、中南米の国々からフェアトレードで、コーヒー、紅茶、はちみつなどを輸入して日本で販売しています。商品のすべては、フェアトレードラベル運動国際組織FLOが定める「フェアトレードの基準」を守り、間違いなく「フェア」な取引をしている証明として「フェアトレードラベル」が認定されています。




  苦しみの中にある人々、貧困の中にある人々・・・、私たちはただ同情しているだけでいいのでしょうか?隣人(となりびと)として私たちは、何をしたらいいのでしょうか?そもそも隣人とは誰のことなのでしょうか?

  昼食後、グループに分かれて話し合いを持ちました。弱い私たちは、献金をすることで済ませてしまっていることが多いのかもしれません。何かをしたくても、実行に移すまでの勇気が・・・、時間が・・・。言い訳ばかりです。
グループディスカッション

  一日のプログラムが終わっても、私たちの心の中の疑問はますます大きくなっていきました。良き隣人であるということは・・・???

  閉会礼拝で市原牧師からメッセージをいただきました。
市原悠史牧師
 誰が私のとなりびとであるか、探しても始まらない。
 今、私が誰かのとなりびとになること・・・。
 その時、善きサマリア人・・・それは私です。それはあなたです。
参加者全員集合
お疲れ様でした。また来年も語り合いましょう








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