私たちの教会は、毎年、日本福音ルーテル甲府教会と合同で、「修養会」を開いています。ここ数年は、原村、富士見町のペンションで開催し、その涼しさも楽しんでいます。
今年は甲府教会の当番で、原村『広谷ペンション』で開かれました。
テーマは、「16世紀の各宗教改革運動概略」という難しいものでしたが、みんな真剣に耳を傾けていました。
宗教改革500年の今年、ルターだけでなく、当時の教会の抱えていた問題と、その改革の歴史、現在にもつながる教会のありかたについて、しっかり学びました。この学びを通して、「原罪」「義認論」「聖餐と洗礼」などについても、活発な議論が交わされました。
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今年も凜太郎君が参加してくれました。大きくなったね。 |
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お楽しみお食事タイム |
涼しい高原のペンションで、充実した時間を仲間と共にした、あっという間の2日間。
ルターの人生から、教会の根本的な教義まで、広く深く、市原牧師に教えていただきました。 教会の改革は、過去の歴史の中にあるだけでなく、今も私たちに問いかけている大きな問題なのだと感じました。
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ルター先生 |
「みんなよく勉強したね。今年は宗教改革500年。ただお祝いするとか、お祭り気分になるだけではダメだよ。死の恐れのあった16世紀に、勇気を持って権威と戦い、キリストの原点に立ち返ろうとした当時の人々に学び、今、何をするべきか、もう一度考えてみよう!」